
セミナー概要
アベノミクス新3本の矢のなかには、「出生率1.8」「介護離職ゼロ」が組み込まれ、ワーク・ライフ・バランスや残業削減の社会的要請はますます強くなっています。企業・人事としては、このような取り組みを行わざるを得なくなり、ノー残業デーや有給取得奨励などの施策を導入していています。しかしながら、社長をはじめとする経営層がそもそも本気でワーク・ライフ・バランス、残業削減活動で成果をあげたい、と思わなければ時間の経過とともに施策は形骸化していきます。社長や経営層が本気でなければ、活動の主体となる人事総務は経営と現場の板挟みになり、身動きが取れなくなるからです。
一方、経営層にやる気があっても、現場の社員からすると「早く帰れ、有休を取得しろと言うのなら、会社側でそのためのサポートをしてくれないのか」などと、心の中で不満を溜めてしまいます。実際に早く帰れて、有給を取得できるようにサポートをしなければ、会社が定めた施策を守れる社員と守れない社員とで大きなばらつきが生じ、不公平となり、結局それらの施策はなし崩しになってしまいます。活動の火も徐々に小さくなり、現場の社員のやる気もなくなっていきます。
さらに申し上げると、早く帰ったり残業を減らすことがそのまま給与ダウンにつながる状態だと、施策にブレーキがかかってしまいます。
このようにみると、ワーク・ライフ・バランス、残業削減活動で大きな成果をあげるにはおさえるべきポイントがいくつもあり、大変そうです。しかしながら、ちゃんとポイントをおさえたうえで施策を進めれば成功確率はグッと高まります。逆に、こういったポイントをおさえなければまず成功することはありません。実際に、2015年秋のHRカンファレンス参加企業約60社のうち、上記にご紹介した3つの課題
「①社長をはじめ、経営層が本気でない」
「②社員が実際、早く帰れるサポートをしていない」
「③早く帰ったり残業を減らすことがそのまま給与ダウンにつながる」
のうち、①~③どれも半数以上の企業が課題を感じている結果となりました。①~③のうち、どれか一つは9割以上の企業が該当しました。詳細は当日ご紹介いたします。
本セミナーでは、上記課題をおさえたうえで、それぞれをどのように解消していくのか?実際に解消できればどれくらい会社は強くなるのか?企業事例も交えながら解説させていただきます。
企業の経営者、人事責任者、ワーク・ライフ・バランスや残業削減活動の企画ご担当者は奮ってご参加ください。
※ご同業や個人の方のご参加はご遠慮いただいておりますので、予めご了承ください。
プログラム
日時 | 内容 |
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1日目 14:30 ~ 16:30 |
当日のプログラム①全社的なワーク・ライフ・バランス、残業削減活動が下火になる理由 |
講師情報

若林 雅樹(ワカバヤシ マサキ)
株式会社プロスタンダード
代表取締役社長
株式会社インテリジェンスに入社し、一貫して人事を経験。1,000名が受講した「ホワイトカラーの生産性向上研修」を企画、講師を実施。また、全社5,000人の残業削減プロジェクトを任され、残業時間を半分近くまで削減する。2012年3月に人事総務部MVP受賞。現在は企業向けに「残業削減のコンサルティング」、「生産性・WLB向上活動を浸透させる全社スキルアップ研修」、その他は研修全般を提供している。著書は「メールはすぐに返信するな。」(KADOKAWA)月刊人事マネジメントにて「全社的な生産性・ワークライフバランス向上活動を“泥臭く”継続・徹底して、大きな成果をあげる方策」を連載中。
詳細情報
開催日時 | 2016/06/22(火) 14:30 ~ 16:30(受付14:00~) |
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会場住所 | 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号 東京国際フォーラム (地図を表示) |
会場名 | JR有楽町駅徒歩1分 東京国際フォーラム 会議室G507 |
講師 | 若林 雅樹 |
受講費 | 無料 |
定員 | 20名 |
特典 | 代表の若林が連載している「全社的な生産性・ワークライフバランス向上活動を”泥臭く”継続・徹底して、大きな成果をあげる方策(月刊人事マネジメント)」の記事をプレゼント |
参加申込期限 | 2016/06/21(火) 18:00 |
申込後のキャンセル期限 | 2016/06/21(火) 18:00 |
受講対象 | 管理職、経営者・経営幹部、人事・労務 |
主催 | 株式会社プロスタンダード |