2015年9月18日のメールマガジンの内容をご覧になれます。

2015年7月10日発信

 

■目次と見どころ


 

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1.近況報告

 

2.今週の一冊

ワークスタイル変革 (労政時報選書)

 

  1. 今週のニュース・記事

ユニシス、グループ全社員約8000名を対象にモバイルワークを本格運用(マイナビニュース)

 

  1. その他(セミナー情報など)

今週はありません。


 

  1. 近況報告

先日、とある大手企業で全社向けのスキルアップ研修を実施した。

その企業も他社同様、生産性・WLB向上活動の一環として研修を提供している。

労働時間を抑えていくよりかは売上を上げる観点のほうが強い。

 

この日は全体で20名程度の受講者。

研修前に受講者の部長が、研修の趣旨・目的を部の下期方針と絡めて説明。

一気に受講者の真剣度が高まる。

 

全員で生産性を高めようという一体感が生まれて研修スタート。

とても研修をしやすい。

トップのコミットメントはやはり非常に価値があるのだなぁ~と実感する。

その部長がすごいのは、何とその後の研修を最後まで参加された。

 

3時間の研修はあっという間に終わる。

研修後に新人の受講者の方が質問に来る。

「大きいタスクを細かく分解するコツはありますか?」

いろんな仕事を経験したり、職種の理解が進めばコツはつかめてくるのだが。。

新人という前提で、「HIROENの視点(※)」を紹介した。

※「知的生産性向上システムDIPS(ダイヤモンド社)」参照

 

①HEAR:あらかじめ誰かに聞いておくべきことはないか

②INFORM:誰かに伝えておくべきことはないか

③REQUEST:誰かに頼んでおかなければならないことはないか

④OPERATE:自分自身で実施すべきことは何か

⑤EXAMINE:調査・検討を要することはないか

⑥NEGOTIATE:あらかじめ誰かと交渉すべきことはないか

 

あとは、どんな仕事もいくつかの塊に分けるクセをつけるのがいい。

例えば、起業という仕事も「顧客」「会社」、あるいは「顧客」「会社」、「経営」

などと分解していくと何をすればいいかが見えてきて、さらに細かく分解して

いくことができる。

(顧客であれば、顧客獲得のためのマーケティング、営業、サービス提供、、、等)

 

この分解が得意かそうでないかで、1週間の段取りが劇的に変わってくる。

面白いもので、分解が苦手な方でも続けているとできるようになる。

 

生産性・WLB向上活動の多くはノー残業デーや有給取得奨励などに終始している

ことが多いが、やはり一人ひとりのスキルアップも大きく寄与すると常々思う。

時間を区切ることは第一歩として非常に重要であるが、その区切った時間内で

仕事を終えるスキルを身につけなければ家に持ち帰る羽目になる。

 

このスキルアップのサポートを会社として行っているか、振り返ってみて

いただけると価値があると思う。

 


 

  1. 今週の1冊  ワークスタイル変革 (労政時報選書)  

 

【書評】

デロイトトーマツコンサルティングの執行役員、マネジャーの共著。

ビジネスでワークスタイル変革のコンサルティングをしているため、

豊富なデータの紹介があります。

 

時間をかけて紹介する価値がありそうなので、本書は2章ずつに分けて

書評を進めます。

 

三章ではSCSK、サトーグループ、ネットワンシステムズ、リコー

味の素、武陽ガスの6社のワークスタイル変革の最新事例が紹介されています。

SCSKの「残業半減運動で効果を上げた施策<ベスト5>」、「残業半減運動で

実際に展開された他の特徴的な施策」などは見てみると面白いです。

 

四章ではワークスタイル変革を成功に導く鍵ということで、「構造段階」、

「設計段階」、「導入段階」、「定着化段階」の4段階での成功要因が紹介

されています。

 

【本文抜粋】

SCSKの「残業半減運動で効果を上げた施策<ベスト5>」

1.業務の見直し・負荷分散

2.リフレッシュデー(ノー残業デー)の推進

3.日次(朝礼・終礼)/週次での確認

4.フレックスタイム制・裁量労働制の活用

5.会議の効率化

 

SCSKの残業半減運動で実際に展開された他の特徴的な施策」

・1Best運動 (電話1分以内、議事録1枚以内、会議1時間以内など)

・スーパー早帰り日(長時間勤務者が週1日以上定時前終業を実施)

・1/8会議(会議の時間・人数・資料をそれぞれ1/2に)

・資料作成1/3(部課長が資料作成者に事前に資料の要件と最終イメージを
 具体的に指示)

・行き先掲示板

・スマートフォン活用

・働き方改善委員会

・顧客の見極め、絞り込み

・朝、夕会議(プロジェクトごとに朝礼、終礼を実施し、残業の事前申請を
 徹底、残業の必要性を精査)

・部長の声掛け

 

【目次】

第一章:高まりを見せるワークスタイル変革

第二章:ワークスタイル変革とは何を指すのか

第三章:ワークスタイル変革の最新事例

第四章:ワークスタイル変革を成功に導く鍵とは

第五章:成功に向けたステップ

第六章:先進企業インタビュー

第七章:働き方の未来を考える


 

  1. 今週のニュース・記事

 

ユニシス、グループ全社員約8000名を対象にモバイルワークを本格運用(マイナビニュース)
 

厚労省、10月に「年次有休取得期間」実施 – 直近の有休取得率は50%以下(マイナビニュース)
 

「持ち帰り残業で自殺」 講師の両親が英会話学校を提訴(日経新聞)
 

賃金不払い、長時間休憩なし…あの有名塾、過酷労働を講師が告発!労基署も是正勧告(Business Journal)
 

第4回 「テレワーク」だと、過剰労働になる?(nikkei BPnet)

 


 

  1. その他(セミナー情報など)

 

今週はありません。
 


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