2015年7月3日のメールマガジンの内容をご覧になれます。

2015年7月3日発信

 

■目次と見どころ


 

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1.近況報告

 

2.今週の一冊

残業ゼロで目標200%達成 常識を覆すマネジメント(株式会社きんざい)

 

  1. 今週のニュース・記事

ABCマート、違法残業の疑いで書類送検 東京労働局(日経新聞)
 

東京労働局が「ブラック企業」対策で、ABCマートと役員を書類送検しました。

4月に「過重労働撲滅特別対策班」を設置し、同班が書類送検をしたのは今回が

初めてのケースとのことです。

ABCマートとGoogleで検索すると「ABCマート ブラック」とキーワードが出てきて、

各メディアの報道内容が1ページ丸々出てきます。

この書類送検により採用活動が非常に困難になり、店舗の長時間労働を解消する

人員がより足りなくなることも想定されます。

書類送検・ブラック企業公表によるマイナスのインパクトは極めて大きいため、

未然に防げることがベストです。

 

  1. その他(セミナー情報など)

①【無料体験セミナー】渡辺パコのロジカルシンキング

②【無料体験セミナー】次世代リーダーに求められる、先を見通しビジネスを描けるようになる「多面思考」と「先見力」を
  身につける次世代リーダー研修

③ 無料体験セミナー、管理職以上向け】多様性と働き方改革によって、未来組織を創るダイバーシティ研修

④【企業経営者・人事管理職限定】 残業を劇的に削減し、売上アップも実現するセミナー※社員1,000名以下の企業向け 


 

  1. 近況報告

前回に引き続き、最後はメッセージについてご紹介したい。

3Mとは改めて、マーケット、メディア、メッセージのこと。

 

マーケットは、残業削減や生産性向上のターゲットを「社員」という大きな

くくりで見るのではなく、管理職/非管理職などもう少し細かく、意味ある

くくりで見ようということであった。

 

メディアは、どういった媒体で社員とコミュニケーションを取るか。

1対マスに加えて、1対1のコミュニケーションも併せて行うと

効果的である、ということであった。

 

最後は、メッセージ。

残業削減、生産性・WLB向上のプロジェクトにおいて、どういった

メッセージを社員(マーケット)に発するか。

そのメッセージは社員に合っているか。

魚釣りに例えると、魚が食いつくミミズなどのエサを間違えていないか、

ということ。

 

まず、第一にメッセージには「共感される大義名分」が必要だと思う。

残業削減、生産性・WLB向上の活動を行う目的ということにもなる。

目的を伝えていない企業は無いと思うが、社員にどれだけ共感されているだろうか。

その検証はできているだろうか。

時代の流れ、社会的要請、等々が理由であったとしたら「説得・納得」レベルで

終わってしまう。
 

しかし、経営者や人事トップの偽らざる熱い想いがあれば「共感」レベルに

近づくのではないか。

社員が共感して「一丁、頑張ってみるか」と思われるとベストだ。

前回ご紹介した、管理職と1対1でコミュニケーションを取ると、メッセージの

補強ポイントが明確に見えてくる。

 

次に、メッセージは「極めてシンプル」が良いと思う。

(ほぼ)全社員がメッセージを受け取ることになるはずなので、

目的には共感し、目標は全社員が理解できるシンプルさが必要だ。

 

「新入社員全員が理解できる」を指標にしていただけると思う。

今、会社が掲げている目標を新人3,4名つかまえて、どのように理解

しているかを聞けば、理解度がすぐに分かる。

例えば、「36協定の遵守」などを目標にしている場合。

恐らく、この目標は人事部の中でも実は理解していない人がいるはずだ。

 

36協定の算定期間は?

特別条項を結んでいる会社で、期中に中途入社した社員は何回、特別条項で

定めた時間外労働ができるか?

などなど、新入社員全員が即答できれば、「36協定の遵守」という目標は

達成しやすくなる。

どういう場合が36協定違反になるのか、ケースを見せて理解させる必要がある。

 

このように、「共感される大義名分」「全社員が理解できる目標」で

メッセージはかなり洗練されるはず。

 

改めて、「マーケット」、「メディア」、「メッセージ」を点検いただき、

残業削減、生産性・WLB向上活動の加速につながると幸いである。

 


 

  1. 今週の1冊 残業ゼロで目標200%達成 常識を覆すマネジメント(株式会社きんざい)  

 

【書評】

岡崎信用金庫にて一貫して営業現場に携わってきた方の一冊です。本著は営業の

テーマが大半を占めていますが、いかに残業ゼロを実現するかということにも

多分に触れられています。

 

本文抜粋では「常識を覆すマネジメント」のエッセンスを紹介できていませんが、

様々な事例から「命令しない」、「主体性を引き出す」ヒントを得ることが

できます。その結果として、「残業ゼロ」を実現されてきた著者ですが、別の

テーマで目標達成することも可能です。目標・方向性を示し、やり方は任せる

という著者のスタイルは金融機関に限らず、どのようなビジネスにも通用する

やり方だと思います。

 

個人的に面白いなと感じたのは、「明日の計画を書かせる」、「本人のやり方に

任せる」「目標・方向性を何度も伝える」というようなある種、マネジメントを

していれば当たり前だったり、聞いたことのある内容を徹底的にされている点です。

本人のやり方に任せると言っても、部下が自分の目の前でものすごく非効率的な

仕事の進め方をしていたら注意したくなるものです。それでも本人のやり方に

任せるから、本人が学び、主体性が引き出されるのだと思いました。

(私も大いに反省させられる内容でした)

 

マネジメントに携わっている方、営業部門が強い会社の人事総務の方は読んで

みる価値がある一冊です。

 

【本文抜粋】

業績が伸び悩んでいる支店の共通点は、努力をすれば達成できそうな平凡な目標を

設定していることです。目標が人を動かします。常識はずれと思われるような高い

目標を設定することはとても大事です。高い目標とは、たとえば年度目標の200%

達成だったり、期限を前倒しての達成だったり、あるいは上半期だけで年度目標を

達成したり、そういう高い目標です。

 

残業をゼロにできないのは、1日の仕事量を決めないで仕事をしているからです。

 

残業ゼロという目標は、誰かひとり脱落しても達成できない目標であることが

ポイントです。「自分ひとりぐらい、いいだろう」とか「この程度なら許される

のではないか」という考えの職員がひとりでもいたら達成できません。

 

小さな目標を立てるよりも、大きな目標を立てたほうが達成できることを感覚的に

知っています。もし、目標が120~130%程度なら、多くの渉外担当者は、これまで

の成功体験の延長線上に目標を据えて、新しいやり方にチャレンジすることなく、

今までどおりの手法と努力で取り組もうとするでしょう。しかし、渉外という

職務はマンネリ化しやすいものです。マンネリ化はモチベーションの低下に直結

します。その結果、成果をあげるのはむずかしくなるでしょう。

 

渉外で成果があげられない原因のひとつは、無計画な営業推進にあります。

何も考えずに、お客様のところへ行って、「おはようごじます。何かありませんか」

というようなことをしているから成果があがらないのです。相手があることなので

シミュレーションどおりにはいかないでしょうが、担当者として「今日は、ここで

何をする」という目標をもたないといけません。

そこで、私は渉外担当者の行動規範のなかに、「明日の計画を書く」という決まりを

入れました。一日の仕事が終ったら、明日の計画を手書きで書いてもらいます。

「A株式会社」では何をする、「B商店」ではどうするという具合です。パソコンの

ほうが効率的に書けるでしょうが、「手書き」にしているねらいは、書いている

うちに、思いつくことが何かしらあるからです。

 

【目次】

第一章:束ねる―支店の風土を変革する

第二章:戦う―目標達成のための仕組み


 

  1. 今週のニュース・記事

 
ABCマート、違法残業の疑いで書類送検 東京労働局(日経新聞)
 

カイゼンで地方創生-全国で「スクール」相次ぎ開校、生産性向上指導の専門人材育成(日刊工業新聞)
 

残業を減らすという労務管理、その効果とは?(マイナビニュース)
 

米 中間所得層の残業代不払いを見直しへ(NHK)
 

企業の介護離職による人材不足対策へ 仕事と介護の両立を考える「Work&Care研究会」立ち上げ(産経ニュース)
 

女性登用の数値目標化で「男性優位」の時代が終わる!?(ダイヤモンド・オンライン)
 

団塊&バブル世代に気がついてほしい「今の社会人の常識」TOP10(livedoor)
 

グーグルは、テクノロジーで女性を支援する ”産む性”は変わらないが働き方は変えられる(東洋経済オンライン)
 

佐々木常夫 ワークもライフも絶対に諦めない(nikkei BPnet)

 


 

  1. その他(セミナー情報など)

 

①【無料体験セミナー】渡辺パコのロジカルシンキング
2015/06/25(木) 14:30 ~ 16:30  JR有楽町駅徒歩1分 東京国際フォーラム

 

②【無料体験セミナー】次世代リーダーに求められる、先を見通しビジネスを描けるようになる「多面思考」と「先見力」を身につける次世代リーダー研修
2015/7/14(火) 14:30~16:30  JR有楽町駅徒歩1分 東京国際フォーラム

 

③【無料体験セミナー、管理職以上向け】多様性と働き方改革によって、未来組織を創るダイバーシティ研修
2015/7/28(火) 14:30~16:30  JR有楽町駅徒歩1分 東京国際フォーラム

 
④【企業経営者・人事管理職限定】 残業を劇的に削減し、売上アップも実現するセミナー※社員1,000名以下の企業向け
2015/07/29(水) 15:30 ~ 17:30  JR有楽町駅徒歩1分 東京国際フォーラム 

 


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